郡司正勝遺稿集「芸能の足跡」

戦後の歌舞伎研究に画期的な方法を導入して幾多の成果を挙げ、 <郡司学>とまで称された郡司正勝氏晩年の豊な穣りの景色を まとめた待望の遺稿集。歌舞伎を軸に古代の舞踊から能や民俗芸能、 また日本文化の真意伝承に及ぶ珠玉の論考が一巻に。
(定価/本体3,800円+税)


【主要収録論考】
芸能の足跡/近世演劇の誕生/劇場を読む/歌舞伎演出のなかの儀礼/かぶきと色子/ 黒衣論ーー黒は影か/歌舞伎衣装の色彩/かぶきの稽古について/かぶきの桜/役者と役者絵/ 歌舞伎の東京/「悪婆」と「毒婦」/見てはならぬ芸能/日本最古の舞踊/日本の仮面と舞踊/ 日本の「地獄」の芸能/花鳥風月の系譜/江戸の芸能/江戸時代の中国劇の知識/かぶき道ーー 私の中の歴史  他、全59編

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<郡司正勝/ぐんじまさかつ>
1913年(大正2年)北海道札幌市に生まれる。早稲田大学文学部を卒業の後、 早稲田大学演劇博物館員・講師・助教授・教授を経て退職、名誉教授。
1963年(昭和38年)より歌舞伎の演出・監修に携わる。
1998年(平成10年)、札幌にて死去、84歳。
主要著作に「かぶきーー様式と伝承」「かぶきの発想」「おどりの美学」「童子考」 「鶴屋南北」「郡司正勝刪定集」全6巻(第5回和辻哲郎賞)。


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