オオバナノエンレイソウ


オオバナノエンレイソウ Trillium kamtschaticum
ユリ科キジカクシ亜科ツクバネソウ連
学名は、花弁、葉などが3数性であることによる。和名のエンレイソウは<延齢草>と
書くが、その由来は不明。
【特徴】原野の林下にはえる多年草。
根茎は短く、20cm程度の茎が一本立ちする。茎の先に3枚の葉が着き、そこから短い
花柄を伸ばし、1輪の花をつける。花は外花被片と内花被片が明確にわかれ、白い内花
被片は大きく花弁状になっている。近縁のシロバナエンレイソウと比較するとオオバナ
ノエンレイソウは花被に丸みがあり、やや大きめ、また雄しべの葯が長い。
エンレイソウ属はヒマラヤ、東アジア、北米に分布し、北米にもっとも種類が多い。
北米原産の種では花柄がなく、葉の上に直接花が着くタイプもみられる。
【原産地】北日本、東アジア 【花期】4〜5月
【栽培上の注意】腐植質の多い砂質土壌を好む。花が咲くまでは日当たりを良くし、
以後は日陰が良い。種からの開花は10年ほどかかる。開花中は肥料をひるがえるが、
葉が元気なあいだは置き肥、液肥などを与える。
【参考】NHK「趣味の園芸」テクスト2001年3月号

 

フローラ図譜扉

index