ハウォルティア・コレクタ

ハウォルティア・コレクタ Haworthia correcta
ユリ科ツルボラン亜科アロエ連
属名ハウォルティアは英国の植物学者で多肉植物の権威ハワース(A.H.Haworth1768年〜1833年)にちなむ。ハワーシア、ハオルチア等と表記されることもある。
なお、新エングラーの分類体系のユリ科ツルボラン亜科アロエ連は、クロンキストの分類体系では、これだけで独立してアロエ科となる。
【特徴】 肉厚の葉が放射状に集まって生える多肉植物。
ハウォルティア属は、南アフリカ・ケープ地方の限られた乾燥地帯に自生している。原産地では植物体が半分砂礫のなかに埋もれていることもあり、葉の先がすりガラスのように半透明な窓となって、ここから葉の内部に光を透過させる。コレクタの場合、この窓の表面の模様が中折れやY字形などの複雑な線を描くのが特徴。
茎はなく、葉の集合体の下部から直接根が生える。 秋から春にかけての涼しい時期に成長し、観察した限りでは、成長が終わりかけた晩冬から早春にかけて花をつけ、夏は休眠状態となる。
花茎は集合した葉の真ん中から出て、数日で葉に不釣合いなほど長く伸びる。花茎の下部には、退化した葉の痕跡のようなものがつく。
花茎の先端に長さ1cmほどの花がまばらにつく。花被片は下部が癒合し先端が6枚に分かれる。色は緑がかった白。雄しべは6本。果実は刮ハ。
【原産地】南アフリカ・ケープ地方 【花期】早春?
【栽培上の注意】
排水をよくして明るい日陰で育てる。
用土はサボテン用の土など、粒がやや粗く水はけのよいものが最適。
秋から春にかけての涼しい時期に成長するが、冬は室内に取り込む方が無難。夏は日陰で乾燥気味に過ごさせる。
ともかく、過湿に気をつければ育てやすい。

 

フローラ図譜扉

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