リットニア

リットニア Littonia modesta
ユリ科イヌサフラン亜科
学名リットニアは、アイルランドの植物学者リットン(S.Litton,1781年〜1847年)に
ちなむ。
【特徴】 南アフリカの東部に分布する、塊茎(球根)をもつ多年草。
塊茎から茎を伸ばし、この茎に細長い卵形の葉がつく。
葉は最初は茎を取り巻き輪生するが、上部では互生や対生になる。葉の先端が巻きひげ
状になり、これで他のものに巻きつく。茎の高さは1〜1.5mぐらいになる。
花は茎の上部にややまばらにつき、葉腋から短い花柄のあるオレンジ色の花をつける。
花は鐘型で、下向き。花被片は6枚にはっきり分かれる。大きさは4〜5cm。
子房上位。果実は丸く、赤く熟す。
【原産地】南アフリカ東部。 【花期】5〜7月
【栽培上の注意】 春植え球根植物に分類される。
4月ごろ、排水のよい土を選んで植え付ける。茎が柔らかく、葉の先端で他のものに巻
きつく性質があるので、そばに支柱を立てる。栽培場所は日当たりか明るい日陰。
花期が終わったらお礼肥を施して株全体を大きく育て、葉が黄色くなってきたら水遣り
を中止して乾燥させる。秋から冬の休眠期間も、鉢に植え付けたままか、掘りあげた塊
茎を砂に埋めるなどして、極度な乾燥から守るようにする。休眠中の置き場所は比較的
暖かい場所が望ましい。
増殖は塊茎を分球するか実生による。実生の場合は3年目に開花する。

 

フローラ図譜扉

index